よくあるご質問
Q:身元保証人はどのような人が適任ですか?
A:緊急時に連絡が取れ、何かあった時に対応可能な人が身元保証人として適切です。
ご本人の家族や親族が身元保証人になることが一般的ではありますが、何かあった時に頼れる人が身近にいらっしゃらない方や、家族に頼れない事情のある方などは、身元保証事業者などの第三者に身元保証人を依頼することになるでしょう。
特に身寄りのないおひとり身の高齢者の場合、万が一の際にすぐに入居先の施設や入院先の病院で対応ができる人が求められます。
家族や親族がいたとしても、遠方にお住まいで疎遠の方や、お互いに高齢者同士の夫婦や兄弟では、いざというときに対応できない恐れがあります。入居先の施設や入院先の病院に多大な迷惑がかかるだけでなく、トラブルに発展する可能性も十分に考えられます。
身元保証人は「身元保証人の欄にサインさえすればよい」というものではありません。現実的に即座に対応できる人を身元保証人に選ぶようにしましょう。
Q:すでに親族が身元保証人になっているが、途中から身元保証相談士協会に変更可能ですか?
A:ご変更可能です。ご高齢の兄弟姉妹同士で身元保証人になっている、元々ご夫婦でたすき掛けのようにお互いに身元保証人になっている、すでに身元保証人になっている親族が転勤などにより遠方に引っ越すことになったなど、さまざまな理由で同じ方が引き続き身元保証人になることが困難になるケースもあります。
私ども一般社団法人 いきいきライフ協会®つむぎは、ご本人のご意向をきちんと伺い、現在のご状況や財産状況などを確認いたします。そして審査が通れば、私どもが責任をもって身元保証人をお引き受けいたします。
Q:財産はすべて身元保証事業者に寄付しなければなりませんか?
A:私ども一般社団法人 いきいきライフ協会®つむぎならびに所属する身元保証相談士協会🄬では、団体・個人に関わらずご利用者の皆様から寄付金を受け取ることを一切禁止しております。身元保証相談士協会に所属する各社団法人は、これまで寄付を受けたことは一度もございません。
お亡くなりになった後に、遺された財産を身元保証事業者に寄付することが前提になってしまうと、最終的に寄付される財産額を少しでも多く残しておこうという考えから、身元保証事業者が生前の身元保証サービスに十分な費用をかけてくれなくなってしまうかもしれません。このようなリスクを避けるためにも、財産の寄付を前提とした契約は避けるべきと考えております。
内閣府策定の「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」でも、遺贈寄付を前提とした身元保証契約は避けるべきと明言しています。一般社団法人 いきいきライフ協会®つむぎならびに身元保証相談士協会🄬は、このガイドラインを遵守し、健全な事業運営を行っております。
Q:一般社団法人 いきいきライフ協会®つむぎに身元保証を依頼する場合、契約までにどの程度の時間がかかりますか?
A:ご依頼から実際に契約を交わすまで、目安として1か月~1か月半程のお時間がかかります。ご契約の前の事前審査等のためこのようなお時間を頂くことになりますが、書類作成や日程調整等にご協力いただければ、2~3週間ほどで対応が可能になる場合もございます。
Q:買い物代行や金銭管理など、日常生活のサポートについて教えてください。
A:身元保証契約の締結時には、「事務委任契約公正証書」を作成します。この契約書の内容をもとに、ご本人のご希望に応じて財産管理サポートにも対応いたします。まずは小口通帳を作成し、緊急入院等で発生する補償金の支払いや、日々の嗜好品の購入などをサポートさせていただきます。
なお、スーパーでの日用品のお買い物等については、宅配の利用やヘルパーへお願いするケースが多いです。
Q:かかりつけ医への定期的な受診に付き添ってもらえますか?
A:医療機関への定期的な受診はもちろん、総合病院での検査への付き添いにも対応いたします。
なお、医療機関への付き添いにつきましては、身元保証相談士協会🄬既定の稼働報酬が発生しますのでご了承ください。ご状況にもよりますが、定期的な受診への付き添いの場合は、ヘルパー等の利用の方が低価格に抑えられる可能性もございます。
また、身体介助を必要とする方の場合は対応致しかねるケースもございます。ご本人のご状況に応じて最適な対応方法をご提案させていただきますので、まずはご相談ください。
Q:救急搬送時や緊急で受診が必要になった時に駆けつけてくれますか?
A:緊急時の駆けつけ対応もおまかせください。入居先の施設や病院から連絡がありましたら、身元保証相談士🄬が緊急連絡先として対応いたします。
万が一の時に備え、ご契約時にはご本人のご意向を反映した「いざというときの意思表示宣言」を公正証書として作成します。この内容をもとに、緊急入院時の身元保証のお引き受けはもちろんのこと、入院時の各種手続きの代行、手術の同意、医師への医療方針の伝達まで、身元保証相談士🄬が責任をもって対応いたします。
※集中治療室(ICU)に入ることになり面会が断られた場合や、担当医に会えない場合などに、深夜から朝まで長時間待機することは致しかねますので、その点はご了承ください。
Q:夜間にも対応してもらえますか?
A:ご本人が入居・入院している施設や病院等から夜間に緊急対応の連絡が来た場合には、緊急連絡先として対応いたします。
ご本人に万が一のことがあった際には、まずはお電話にて一時対応をいたします。そして、明朝に対応することをお伝えし、翌日に必要な手続き等に即座に対応させていただきます。高齢者施設等にご入居中であれば、救急車の手配等は施設職員の方にご対応いただきますが、その後の病院での手続き等については上記と同様に対応させていただきます。
緊急連絡先に一般社団法人 いきいきライフ協会®つむぎをご指定いただくことで、万が一の時にも適切で滞りないサポートが可能となります。
Q:途中で資金が尽きて利用料金が支払えなくなった場合はどうなりますか?
A:一般社団法人 いきいきライフ協会®つむぎでは、身元保証契約の締結前に事前審査を行い、ご本人の資産状況をお伺いしたうえでしっかりとライフプランを作成させていただきます。これにより、基本的に資金不足になることはないよう調整させていただいております。現在の資産状況をもとにサポートプランをご提案させていただきますので、ご安心ください。
もし資産に不安があるようでしたら、有料老人ホームから特別養護老人ホームへ転居するなど、具体的な対応策をご提案し、ご本人のご状況に応じて調整させていただきます。
Q:認知症になった時もサポートしてくれますか?
A:身元保証契約を締結する際に、「任意後見契約」を作成し、任意後見業務にも対応可能ですのでご安心ください。
ご自宅で暮らしている方が認知症を発症した場合は、任意後見契約をもとに任意後見を開始いたします。
身元保証相談士は、ご本人のご自宅へ定期的に訪問するなど、長きに渡りお付き合いさせていただくことになります。判断能力低下の兆候がないかを含め、ご様子にお変わりがないか、ご本人とお話しさせていただくなかで確認し、早めに対応できるようしっかりとサポートさせていただきます。
なお、すでに高齢者施設等にご入居されている方が認知症になった場合は、任意後見契約を発動せず、そのまま施設で普段どおりの生活をお過ごしの方がほとんどです。